桜と共に 新年度

●一昨日、パッタリ、教え子のKさんに会った。ピシッとスーツを着て改まっていたので、何があるの? と聞いたら、今日から予備校の講師を始めました、と言う。小学生のクラスで、国語・算数・英語を担当すると言う。国文卒ゆえ国語はいいし、英語もトーイックで大学教授なみゆえ、これもいい。算数は少し予習するらしい。それにしても、彼女は、はつらつとして新年度を迎えていた。

●同じ昭和女子大の国文の教え子のTさんも横浜で予備校の講師をしているが、こちらは、小学生・中学生・高校生の国語・算数・数学・英語を担当して、かなりハードな時間割のようである。

●実は、私も大学生の頃、近所の小学生・3人に教えたことがあった。国語・算数を中心に、全科目の質問に応じるスタイルだったが、1年間教えて、全員の成績が下がってしまって、それ以来、家庭教師は辞めた。実力不足・教材研究不足だった。

昭和女子大学の国文科・日文科では、優秀な学生が多かった。芭蕉の句の解釈や鑑賞でも、私よりも良い意見を述べ、解答する学生が多かった。

■■二人の教え子の門出に満開の桜を贈る。