は サイン攻め

●今日は、東京原村会へ参加した。12:00〜、上野精養軒日本橋店。原村→中富町→身延町、と行政区画・住居表示は変更されたが、会員は、明治29年(1896)創立の原尋常小学校(原小学校)卒業の首都圏在住の人々。私は、若い頃は出席していなかったが、同級生の望月君が会長になった時から参加してきた。殆ど郷里へ足を運んでいないので、せめて、東京の会には参加したいと思っている。

●ところで、今回は、第36回目になるが、何と、幹事会の依頼で、私がお話しをすることになった。このチャンスは、同級生の斎藤君が、会長の弟さんにアドバイスしたことから、頂いた。持つべきものは友である、と感謝している。
タイトルは、
 ◎江戸城大奥と私――徳川宗家と甲斐の山猿――
とした。このサブタイトルは、甲斐の山猿の子孫の私が、上野寛永時で行われた徳川宗家の葬儀に参列し、親族に次ぐ席順で焼香させて頂いた事があってのことである。時間は、最初15分間であった。これは、誠にむつかしい。悩んでいたら、30分に延ばしてくれた。

●問題は、案内状に、「作家として活躍中の深沢さん」と入れてくれた事から発生した。ビンゴの景品に提供した、拙著が当った方々が、ボールペンと本を持って、私の所に殺到(?)したのである。サインなどしたことがない。シブシブ、奥付の隅に小さく拙い字で名前を書いたら、それはサインではない、うしろ表紙の見返しに大きく書くようにと要求された。お話しの時とサイン攻めと、2回、汗をかいた。
●郷里の大先輩、各界で活躍されている、錚々たる皆さんの前で、お話しできた私は、大変恐縮したが、幸せでした。同級生の斎藤君・望月君、斎藤会長さん、幹事のみなさん、大先輩の皆様、そして会員の皆さん、有難うございました。

■■原小学校 校歌 この日、菱形模様のネクタイにした。

■■「みのぶ・ふるさと便」 早速、申し込んだ。