イラストレーション & グラフィック

●今日、出版社とイラストレーター、グラフィクデザイナーの新たな出会いの場にお出で下さい、という郵便が届いた。実は、私は、このところ、毎日、毎日、如儡子・斎藤親盛の伝記資料を作成するために、父・広盛の年貢皆済状や棟札、古文書、古地図などの写真を整理して、これらのレイアウトに明け暮れしている。何しろ、30年間の間に撮影した写真を整理・選択して、掲載する写真を決める訳である。トータルでは2000枚は越すだろう。この中から100枚ほど掲出することにしたいと思っている。そんな時、このお誘いである。妙な気分になった。

●ところで、もう1つ、驚いたことがある。昨日、手にした、工藤隆さんたちの出した写真集『鳥たちのささやき 2009』の奥付を見てビックリした。印刷所は長野県諏訪市のオノウエ印刷であるが、「超高画質600線相当印刷」とある。カラー写真を印刷する時のスクリーンの網の線数である。新聞などは65、中質紙85、アート紙150、特殊美術200線くらいであろう。かつて、勉誠社の近世文学資料類従の時、400線を使用して、群を抜く出来栄えだった。今度の写真集を見ると確かにスゴイ。大倍率のルーペでも網目は見えない。とんな製版方法だろうかと興味がわいた。

■■artist vision

■■商談はこのように