苔の庵 (こけのいおり)

●「苔むして古びた草庵。木こり、隠遁者などの住む、粗末な住まいをいう。」(日国2版)

○まれに来て聞くだにかなし山がつの
         苔のいほりの庭の松風     金槐集 

○あれにけり我故郷の苔のいほ
         見しよのままに月はすめども  続千載

■我が庵の苔 1・2




●妻は草花が大好きで、10年かけて、ここまで育てた。苔が大好きな、中世文学の小沢先生をお招きして、見てもらいたいが、それは、もはや、叶わぬ夢である。