篆刻(てんこく)

●石や木などに文字を彫り付けること。主に漢字の篆書体の書体を用いるので、このように言う。私は、職業柄、蔵書が多い。多いと言っても、現在6000〜7000位だろう。大学の研究室には2000冊あったが、1000冊は退職の時、中国の上海交通大学へ寄贈した。それは、それとして、本も溜まりだすと蔵書印が欲しくなる。篆刻家の冨樫省艸氏にオソルオソル頼んでみた。


■20ミリ×20ミリ。中央に陰刻で「蔵書」、左に陽刻で「澤」、右に陽刻で「深」とある。小さな印であるが、これが私の第一蔵書印である。