2014-02-24から1日間の記事一覧

海印寺大蔵経板殿

●永井一彰氏は、この著書の冒頭で、次のように述べておられる。「板木と言えば、まっさきに思い浮かぶのはやはり世界遺産に登録されている韓国伽耶山海印寺の八万大蔵経である。ここには一三世紀に彫られたという大蔵経の板木八0000枚が保存されている。…

画期的労作 永井一彰氏著 『板木は語る』

●永井一彰氏の『板木は語る』が発行された(2014年2月28日、笠間書院発行)。近世出版史における画期的労作である。朝から読み出して、止まらない。実に興味深い研究であり、著作である。私など、初めて接する事が多く、驚きの連続である。 ●永井氏が…