ストリートビュー 被災地を記録

●13日、グーグルは、東日本大震災の被災地の町並みを記録した画像をネット上に公開した。青森県から茨城県までの、6県82市町村を半年かけて撮影した画像であるという。これを、地図サイトの「グーグルマップ」に反映させ、パソコンなどで、無料で閲覧できるようにした。

ストリートビューは、360度撮影できる特殊カメラを屋根の上に載せた専用自動車で、現地を走って撮影するらしい。私も必要に応じて利用する。以前、坂梨先生がアメリカのミシガンに行かれたと言うので、検索して、その湖岸の町並みを確認した事がある。1軒1軒、個別の家も確認できるので、プライバシーの問題が無しとしない。要望によって、ボカしているようである。

●早速、閲覧して見た。今回の被災状況を、真剣に見て、自然の威力の大きさを改めて思う。また、「未来へのキオク」では、被災前の画像と比較して見られるようになっている。今回の撮影は、被災の傷跡を記録して、後世へ残したいという、地元からの要望などで、撮影したものという。

朝日新聞 12月14日