郵政 10兆円投資構想

●昨日のニュースを見て、私は、素人考えながら、ウェブ日記で、
「▼原口総務相は、郵政の10兆円を海外投資運用にと考えているらしいが、アブナイ、アブナイ。」と書いた。

●今日の、朝日新聞の社説では「郵貯運用構想 預金者を忘れた大風呂敷」の見出しで、
「ゆうちょ銀行の肥大化を正当化しようとして、危うい道へ踏み出しかねない。お金が預金者のものだという基本を忘れてはいまいか。
原口総務相がゆうちょ銀行、かんぽ生命の資金のうち約10兆円について国内だけでなく、新興国の社会基盤整備など海外事業に投資させたい、との構想をあきらかにした。・・・ゆうちょマネーの運用の多様化、能力に応じて慎重に進めるべきだ。肥大化ありきの突進は許されない。」
と論じている。これは、素人の私とは違う、バリバリの論説委員の見解である。

●折りしも、今日のニュースでは、経営が苦境に陥っているギリシャポルトガル両国の国債に対して、アメリカの大手格付け会社は、格付を3段階ダウンさせ、投資不適格とした、と報じている。日本の郵貯の資金も、現在では、全世界に吸収される仕組みになっている(と私は思う)。アブナイ、アブナイ。

■■朝日新聞 4月28日

■■NHKニュース 4月28日